968 足が攣る

第968号 2017年4月23日
▼ 足が攣る

タイトルを見て、「攣る」とは何と読むのか迷った方がいらっしゃるかもしれません。「つる」と読みます。

これについては、以前に書いたことがあるようにも思いますが、最近、「足が攣る」という話をよく聞きますので、再度書いておきます。

「足が攣る」という現象が世間で、どのように考えられているのか、私は知りません。しかし私は、この現象は、腓骨が下垂し(下がっ)ていることによると考えています。

「足が攣る」というのは、たいていふくら脛が攣るという場合ですが、中には足裏が攣るという人もいます。あるいは趾(あしゆび)が攣るという人もいますね。

でも、どの場合でも、腓骨の下がっているのを修正すれば直りますから、すべてひっくるめて腓骨の下垂が原因といってもいいと思っています。

では、どうやって下垂を直すのか。もちろん大幅な下垂があると、複雑なことも必要になるものの、足が攣るという程度の下垂であれば、ひと擦りで治ります。

足が攣ったら、皆さん、どうしているんでしょうか。収まるまで、じっと堪えている──そういう人が大多数でしょうか。足が攣ったからといって病院に走る人はいない(いるかもしれませんが)でしょうから、自分で直すのに「治す」という字を使って文句を言われるスジはないでしょうから、おおっぴらに使うことにします。

特に夜中に足が攣るという現象が起こりやすいようですが、その原因は不明です。どなたか、ご意見のある人は教えてください。

そんなことはどうでもいいから、「ひと擦り」とはどうするのか、早く聞きたい? そうですか。ではお教えしましょう。

攣った足と同じ側の手の小指(甲側)を見てください。その側面を【第1関節から第2関節に向けて、そっと撫で上げる】、これだけです。これだけで、夜中の苦痛から逃れられます。

どうぞ、ご家族が困っている時、この方法で助けてあげてください。もちろんあなた自身の場合も。

痛みは何かの警告だという話をよく聞きますが、足が攣るのは、何の警告なのでしょう。

それは、あなたの下腿の腓骨が下がって来ているという警告です。これ以上さがると困るから、何とかしてくれ、というあなたの足からの必死の警告だと思ってください。

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