「反り腰」とは何か? 背骨全体の反りが強く、特に腰椎の反りが大きい状況のことです。逆になっていて、後方に曲がっているものは、私は「曲がり腰」と呼んでいます。
これの調節について明確に書いている人は大正・昭和初期の高橋迪雄(みちお)です。
ただ、高橋の書いている本は旧漢字・球かなで読みづらいので、私の解釈で書きます。
固めの床に仰向けになります。布団の上はやわらかいので不可。畳の上、フローリングの上がよい。
両脚を上に上げます。腰が直角になるまで。腕は好きな位置でOK。
膝から下(つまり下腿)をぶらっと下げます。
下腿を床にドンと下ろします。
足裏が床についたら、そのままの姿勢でじっとしています。
3呼吸ほど、そのままにしています。ここで動いてしまったら失敗。
そろそろと両脚を伸展します。
以上を3階行います。反り腰が直ったかどうか、家族に確認してもらいます。
以上でおしまい。修正が十分でなければ、日を置いて、別の日に行ってください。