1020 頭骨の上下運動

第1020号  2018年3月8日
▼ 頭骨の上下運動

耳の後ろのグリグリと言えばよいか、ともかく、耳たぶの後ろ側に骨が出ているところがありますね。「乳様突起」と呼ぶ箇所です。これは側頭骨の下の端です。(⇒乳様突起の画像検索を)

ここの出っぱり方が人によって異なります。ずいぶん飛び出していると感じられる人と、奥まっていて触れないなと感じられる人とがあるはずです。もちろん中間の人もいて、人さまざまでしょうが。

自分の骨を触るだけでは、よく分からないという人は、他人のを触らせてもらってください。

とは言え、頭の骨はどの骨と言えども、そっと触ること、強く押したりすると、おかしくなって頭痛を起こしたりしますから、厳重な注意が必要です。

先日も、他所の整体で頭に強い力を加えられて、頭の形が変わり、顔の表情もおかしくなってしまった人がいました。お気の毒といって済ませるわけにいきません。施術家の皆さん、どうか強い力を頭部にかけるような野蛮なことはやめていただきたいと思います。

この乳様突起が出たり入ったりという運動をしている(側頭骨が上下している)ことは、簡単な操法で解りますが、今回はそのことではなく、実際にこの動きを私が体験した話です。

昨年の秋ごろから、私は禅宗の寺で行われている坐禅会に参加しています。その会に参加している人から、奈良市の西に連なる生駒連山にある山荘で坐禅会しているので、参加しませんか、というお誘いを受けたと思ってください。

山荘で坐禅というのが気に入って、二つ返事でこの誘いに乗った次第です。バブルの頃にこの辺り、生駒山の中腹に別荘を建てるのがブームになって、たくさん建てられた山荘の一つを借り受けて、そこで坐禅をやっているという。

参加して坐禅を組んでいると、二つの大きな身体の変化に気づきました。一つは、寒いところで靴下を脱いで坐っているのですが、足に汗をかいてくること。普通は、足が冷えてくるところですが、それが熱をもって汗ばんでいます。

もう一つは、座禅から帰って翌朝、起きた時に自分の頭を触ってみて、驚いた。頭の恰好がまったく違っていて、頭頂部のとんがりが消え、乳様突起が上がってへっこんでいます。

この山荘にいると、山林の中に建っているので、植物のエネルギーをたっぷり受けるのでしょう。それでこんな不思議な変化を起こしたに違いない、と考えました。

乳様突起が引っ込んだのは、側頭骨が上がったことを表していると、考えられます。

頭頂部のとんがりが消えたのは、頭頂部は変化せず、側頭部だけが上がったことを表しているでしょう。この頭頂部のとんがりは、鬼のツノにあたるもので、交感神経の緊張を表しています。簡単にいえば、あたまにツノが生えているわけです。

という次第で、全体としては頭頂骨を除いて頭が上に上がったと捉えて間違いあるまい、と思います。

だいぶ以前の話ですが、体の全体がすべて下がってしまったと訴えて来た女性がいました。全部が下がっている、と言われても。一部が下がっているというのなら、話しが解りますが、ある整体に行ったところが頭を触られて、体全体が下がってしまったというのです。

これは恐らく交感神経の緊張が高まったことを表しているでしょう。ツノが生えるのは、頭頂部が持ち上がり、側頭骨が下がったことを表しています。

なぜこんな現象が起きるのか。私の推測です。よく引き合いに出すルドルフ・シュタイナー(1861-1925)の言い方を借りると、地球の上にいる人間には、地球の中心から引っ張られる引力も受けているけれど、同時に惑星や恒星や、月、星座からも引っ張られている。一言でいえば、天体からの力を受けている、とシュタイナーはそのように表現しています。

すると、天体からの力が優位になっている時は、側頭骨が上がる。逆に地球からの力が優位にたつと、側頭骨が下がる。つまりそのような人間に働く力の違いがあるに違いありません。そして、側頭骨が下がっている人が多いということは、天体からの力を受けることが少なく、地球の力を受けすぎているということではないか。

そんなことを夢想してみたわけです。事実かどうかは分かりません。でも私自身の頭の変化をみると、そうとしか思えない。

昨日こられた女性も、乳様突起が下がっていたので、私はそのようなことを考えてしまいました。彼女は緊張すると、いろいろ具合が悪くなるらしい。そこで、あなたは天体から遠ざかっているのではないか、と申し上げました。すると、その女性は、納得するところがあったらしく、アッと声を上げられた。

というような次第で、夢ものがたりのような話ですが、案外こういうことがあるのではないか、と感じさせられたわけです。

さて、われわれ多くの都会生活者は、天体から遠ざかっているのではないか。というより、天体のことを思い出すのは夕方西の空をみる時だけかもしれません。皆さん方は天体と人体のつながりについて何かを感じられることがおありかどうか?

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