1013 老化とは乾燥である

第1013号  2018年1月22日
▼ 老化とは乾燥である

以前から、ヘバーデン結節と乾燥の関連について、繰り返し指摘してきました。つまり体が乾燥してくると、体の末端である手足の指先が水不足に陥り、第1関節が乾燥して、異常を起こす可能性があるということですが、これに関連して。

ユージェル・アイデミール
『なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!?』
(ヒカルランド、2017)

この本の内容に関しては、根拠の明確でない疑問点もあり、必ずしも推薦図書というわけではありません。慌てて買わず、書店の店頭でじっくり中味を確認してください。

ただ色々と、「なるほど」と納得できる部分があります。

──人の体は20歳を超えると、水分を失って行きます。これが「老化」と呼ばれる現象ですが、理由はまだ分かっていません。(52ページ)

──カフェインは脳に直接届いて依存を起こすとともに腎臓にも影響を及ぼしながら、体の尿生成を活発化させます。コーヒーを飲むとトイレに行きたくなる経験をされたことがあるでしょう。こうしてカフェインをたくさん含んでいる飲料を飲めば飲むほど体はそれから何も得ることなく、水分をそのまま外へと出してしまうのです。(61ページ)

第1関節のヘバーデン結節を起こしている人にコーヒー好きの人が多いのも、頷けるわけです。

ここで注目したいのは、メルマガの [第996号] で取り上げた第2関節の「ブシャール結節」 です。第2関節の故障となると、多数見られるのはリューマチですが、リューマチの場合はX線写真で関節の破壊が確認されるようです。「ブシャール結節」の場合は、そのような破壊にまでは至っていないそうです。

ブシャール結節ではないか、と思われる第2関節の故障をよく見掛けます。手指の第2関節が硬く盛り上がっているもので、突き指を起こしているのか、と思っていましたが、突き指ではなく、ヘバーデン結節と同じように水分不足を起こして故障している可能性があります。

手指の第2関節を触ってみると、硬く盛り上がっている場合がある。これをつまんで、じっと愉気していると、次第に弛んで盛り上がりが小さくなってきます。それだけで、結節が消失したと言いたいわけではありません。関節の周辺の組織が硬化していて、それが愉気によって弛んでくるのだと思われます。そうすると、腕や肩が弛んできます。

しかし、乾燥が関わっているのだとすると、愉気だけでよくなる道理はない。本人が水分をよく摂取するように気をつけなければ、本当の改善は望めないでしょう。コーヒーも止めないとね。

体の乾燥が色々な症状と関わっているのは、わかりやすい話ですし、老化と乾燥が関わっているというのもわかりやすい理屈でしょう。

特に今のような冬場は、乾燥がきつくなるので、よく水を飲めという説が昔から行われています。

しかし一方で、漢方の方面からは、水が体中にだぶついてくると、水毒を起こすという主張もあり、むやみに水を摂取すればよいというものでもないらしい。

どの程度が適当な摂取量なのか、難しいところですが、一つの目安として、手指の関節が硬くなってくれば、水分が不足していると考えるのは、わかりやすい指標かもしれません。

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