970 こむらがえり

第970号 2017年4月28日

「足が攣る」という表現は、関西では「こぶら返り」ということが多いようです。「こぶら」と言ってももちろん蛇の名前ではなく、「こむら」つまり「ふくらはぎ」の別名です。

これに関連して、教室参加のTさんから資料をいただきました。

増永静人『指圧療法』(創元医学新書)より引用。

「足三里と腓腹筋起始部を指圧しながら、足先を背側に曲げる。」

「腓腹筋起始部」とは、膕(ひかがみ、膝裏)の両側に大腿二頭筋・半腱様筋の太い腱がありますが、その内側、膝窩中央と腱の中間の部分です。

続いて、もう一つの情報。

橋本行生『家庭医療事典』(農文協)からの引用。

「水泳中にこむらがえりを起こして、おぼれ死ぬ人がけっこういる。こむらがえりは、急激 な筋肉のひきつれで、その原因は過換気症候群(無理な深呼吸や過呼吸をしたため、 酸素をとりすぎ、血中の炭酸ガスが少なくなり、血液がアルカリ性に傾き、不安、興奮状  態で呼吸困難となり、筋肉が興奮しけいれんするもの)が主役である。

寝ていてこむらがえりを起こすのは、悪い夢やおそろしい夢をみて、深呼吸した時に起  こることが多い。

また、冷たい水に急に入ったり、明け方に冷気にあたることが引き金となって起こることも ある。
過換気症候群が原因となっているこむら返りの治療法は、紙袋再呼吸法を行う。これは、 紙袋を鼻と口にあてて、その中で呼吸を繰り返す。紙袋がなければ、ちょっと息をとめて
も、血中の炭酸ガスが増えるので、治療となる。・・・(以下略)」

というのですが、こむらがえりをよく起こす人は、「過呼吸」という原因に思い当たるものでしょうか。私は一向に思い当たりません。でも気づかない間におそろしい夢を見ていたのでしょう。

どんなことにしても、情報が数多く集まると、知らなかったことが色々浮かび上がって面白いものですが、寄り道をしてしまった気もします。こむらがえりについての話は、一応、以上で終わりとします。

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