864 カフェイン中毒

 

路地裏の整体術 第864号 2015年12月22日
▼ カフェイン中毒

昨日のニュースに、エナジードリンクの飲み過ぎで中毒死したという記事が出ていました。その中に次のように書かれています。

──松本俊彦国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長 カフェイン中毒の死亡例は国内では知られていないが、これまでにもあったはずだと思う。カフェインは心臓に作用して心拍数を上げる。利尿作用もあり、脱水気味なのに心臓にむちを入れることになる。疲れている人が大量摂取すると体への負担が大きい。(サンスポ)

同様の内容のサンケイ新聞の記事はこちら→
http://www.sankei.com/life/news/151222/lif1512220018-n1.html

ドリンクにかなり大量のカフェインが含まれていて、飲む量が多いと死亡することもある、という話ですが、死亡するかどうかより、注目したいのは、心臓に作用するという部分です。

ウィキペディアの「カフェイン中毒」で検索すると、心臓への作用が色々記述されていて、特に不整脈への影響が取り上げられています。「身体症状」の項目を見ると、次のようにあります。

──胃痛、胸痛、吐気、嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加(時に不整脈)[5]、心筋収縮の促進、心室細動、血流増大、動悸、呼吸が速くなる、頻尿など、循環器の症状。

朱鯨亭のお客さまの中に不整脈が出るという訴えの人が多い。その人たちにカフェインのことをお聞きしてみると、ご存じないわけです。そこで、コーヒーやお茶の分量を減らしてみたらどうでしょうか、とお話することになります。

胃にカフェインが影響するという話は、体感的にも承知しておられる人が多いのに比べ、心臓に影響するという話はご存じない人が多い。

ウィキペディアの注[5] にしたがって調べてみると、米臨床栄養学協会雑誌に次のような 「カフェインと不整脈」という記事がありました。

──しかしそれ [カフェイン] は安全なのか。もしコーヒーが現代になって発見されたのなら、EUの用語で 「新しい食品」 と考えられ、規制機関によって厳重な審査を受けることになろう。お茶、コーラ、コーヒーやその他のカフェイン含有飲料、ガラナ(南米産のカフェインを多く含む種子から製造されるソフト・ドリンク)などは審査にパスできるだろうか。カフェインは多くの病気の原因とされたことがあるが、それが立証されたのは少数の場合にすぎない。ここでは、心リズムの破壊が起きることを、カフェインの影響には詳しくない私たちであるが取り上げてみたいと思う。

お茶が何々の効果がある、コーヒーには何々の効果がある、などとプラス面の研究ばかりが報道されてきましたが、マイナス面も取り上げないと公平な報道とはいえないでしょう。

私は、自分自身の経験からも、眠れなくなるとか、胃が痛くなるということだけでなく、不整脈が出るという結果を重要視したいと思っています。何しろ食後のコーヒーというのが、都会では常識化しているから危ない。何とも思わずに皆が同じ行動をすると、危ないのは政治に限りません。

いま不整脈に苦しんでいる方がいらっしゃるとすれば、カフェインを断ってみればどうでしょうか。どんな結果になるか、報告してくださると、多くの方が助かるかもしれません。

因みにカフェインはコーヒーにだけ含まれる物質ではなく、緑茶、烏龍茶、チョコレート(カフェイン相当の成分が含まれている)、コーラ、マテ茶などにも含まれていますから、注意が必要です。それからエナジードリンクにも。

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